■開業・開店祝いの準備

新店舗をオープンする場合

1 お知らせする人をチェックする お知らせする相手をリストアップします。

2 お招きする人をリストアップする 祝賀会にお招きする相手を、リストアップします。

3 お祝いの会の日時を決定する

4 会場を決定する

5 予算を決める 以下を参考にし予算を決めます。

・会場は別会場か、新店舗・新社屋を利用するか、

・費用は会社負担か、参加者負担か、

・飲食を伴うかどうか

6 案内状、または招待状を作成する

7 お祝いの会のプログラムを決める(全体の流れを決める)

8 司会、挨拶・スピーチを依頼する人を決める

9 乾杯の音頭を依頼する人を決める

10 会場の飾り付けを準備する 一般的な飾り付けの例としては、横断幕、紅白幕などがあります。

樽酒の鏡開きをはじめ、テープカットなどの催しや、開店記念のイベントなどを盛り込むこともできます。

11その他の準備 場合によっては進行表(式次第)を掲示します。

■開業・開店祝いの祝賀会の流れ

1)開会宣言 ・司会者が開会を宣言します。

2)挨拶

3)来賓の祝辞 ・来賓にスピーチをお願いする場合には、あらかじめ依頼しておくのが望ましいでしょう。

4) 乾杯の用意

5) 乾杯の音頭 ・出席者のうちで2〜3番目くらいの立場にある方などが望ましい人選だと思われます。

6)食事・懇談

7)オプション

万歳三唱や、手締めなどが行なわれる場合もあります。 それぞれ、あらかじめ音頭をとる人を決めておく必要があります。

8)謝辞

9)お開き ・司会者が閉会を宣言します。


■開店・開業祝いを贈る場合ののし、熨斗袋・お祝い金額の目安

・開業祝いのプレゼント(贈り物)はオープン当日か、披露パーティーまでに贈ります。できれば相手の希望の品を聞くと良いでしょう。

・何を贈ろうかと贈る品物に迷った場合には、お花などが無難です。

◎のしの表書き

祝御開店、祝御開業、御開店御祝、 祈御発展、御祝など
◎のし のしはつける。

◎水引き 紅白の蝶結びのものを使います。

2.開店祝い、開業祝いのお祝い金額のめやすと相場

知人の場合のお祝いの相場は、一般的には5千円〜1万円。友人の場合、1万円〜3万円。仕事上の取引先の場合は、1〜5万円。兄弟、姉妹、両親などの場合の相場は2〜5万円。

平均は2万円強。

★開店・開業祝いに品物を贈る場合は何がよろしいでしょうか 

お花や植物をお贈りする場合は贈り先様の業種や好みに合わせた「鉢植え」「縁起物」が定番です。



開店・開業祝い には「縁起物」として、「お店が根付く」といった意味をもつ胡蝶蘭・観葉植物などの鉢植えをお贈りするのが一般的です。

胡蝶蘭は「幸福が飛んでくる」という花言葉や店内や店外を華やかに彩る豪華な美しさと、手入れのしやすさ・香りや花粉が ほとんど出ないなどの理由から、会社や飲食店のお祝いにとてもよく選ばれています。

また、観葉植物(グリーン)も、インテリアとしての役割はちろん、目に優しいグリーンが癒し効果をもたらしてくれるため、オフィスはもちろん、ネイルサロン・アロマ・美容院・マッサージ店・カフェ・病院など幅広い職種に人気です。



名入れ札(立て札)で、店内外へしっかりとアピールできます。また、鉢植えギフトは、しっかりと贈り主様のお名前(会社の場合は社名・役職・個人名)の入った 「名入れ札(立て札)」をお付けするのが一般的です。名入れ札は、贈り主を知らせる役割はもちろんのこと、広告・宣伝効果も期待できます。

花・観葉植物の特徴 

白い胡蝶蘭は、
新しいスタートを意味します。オフィスから店舗までどのような場面にも安心してご利用いただけます。

ピンク胡蝶蘭は 
お店やオフィスを優しく華やかな印象にしてくれます。女性の活躍する職場にもおすすめです。

イエローの胡蝶蘭は 
温かみがあり元気な雰囲気で場を明るくしてくれます。飲食店などへ印象的な贈り物をされたい方に最適です。

グリーンの胡蝶蘭は 
目にも優しく癒し効果もあるグリーンは、どんなシーンにもマッチしてくれます.

花以外ですと、 「商売繁盛」の気持ちを込めて「招き猫・花瓶」などの華やかな置き物や「時計・食器」などの実用的なインテリアがよく選ばれています。

★開店・開業祝いのタブー

火災や経営不振を連想させるマイナスイメージはNG。
「火事・火災」を連想させる、赤い色・灰皿・ライター・アロマキャンドル・暖房器具や椿の花などの赤い色の花や、「傾く・倒れる・壊れる・落ちる」を連想させる鳥の絵画などは避けたほうがよろしいかと思います。