記念品目録の書き方
目録の書き方
たとえば、こんな感じです。

右欄
中央に表題となる「目録」「贈」などを書きます
中央欄
中央に品名と数量を書きます。品物が一点のときは見本の画像のように中央に「一、○○○」とし、数量 を書きます。
そのあと、「右、□□□として贈呈いたします」などと書きます。
品物の種類が増える場合でも、品目の書き出しは「一、〜」です。
「右、卒業記念品として寄贈いたします。」
左欄 贈呈する日の日付けを書きます。
西暦より平成○○年のように和暦の元号を用います。
次に贈り主の名称を書きます 最後に贈り先の御名前書きます。
結納目録の書き方

結納品は奇数で揃えるのがきまりです。
現在では、5点、7点、9点のセット一式が売られています。
もっともあらたまった形式の9点セットは金包、末広、友白髪子生婦、寿留女、松魚節、家内喜多留料の7品と目録と熨斗の2品が組み合わされています。
結納金は金包に入れます。
金額を書くところは、金包についている中包みの表側に漢数字 を用い、楷書で書きます。
目録に品名も姓名も書くので、金包には表書きを書きません
★末広:末広とは扇子のこと、開くと末のほうが広がることから家内の繁栄を祈るという意
★友白髪:白髪の生えるまで仲よく添い遂げるという意
★子生婦:昆布が入っている、子孫が繁栄するようにという意
★寿留女:するめが入っている、かめばかむほど味が出る嫁になるようにとの願いで
★松魚節:かつお節が入っている、勝男武士とも書く、男らしさのシンボルとして
★家内喜多留料:祝の酒という意、酒料を包む
結納品に添える目録は奉書紙に結納品の品名と数量を毛筆で書きます。
書体は楷書で、目録の表書きは「目録」「壽」とし、贈り主の姓名は書きません
受書:結納品を贈られたら、受け取ったしるしとして、受書を渡します。
書き方は、先方からの目録どおりに品名を書き、上包みの表書きを「受書」とする 家族書・親族書:結納品に添えて、家族書、親族書を取り交わします。
奉書紙に毛筆で書き込みます。
家族書は本人も含め、同居している家族の姓名と本人との続柄を書き込みます。
上包みの表書きは「家族書」とします。
親族書は家族以外の親族の姓名と本人との続柄を書きます。
親族を書く範囲は3親等ぐらいまでとされます。
荷物目録:奉書紙に毛筆の楷書で主だった品名と点数を書きます。
品数は奇数が吉とされます。表書きは「荷物目録」とします。
卒業記念品目録の書き方
卒業式において、卒業生代表が校長先生に「卒業記念品として母校に残して行く記念品」を手渡す際に 実物の代わりとして内容を記載した目録を用います。
退職記念品目録の書き方
定年退職をする社員に「退職記念品」を手渡す際に、実物の代わりとして内容を記載した目録を用います。
財産目録の書き方
ある時点において、企業が所有しているすべての財産(土地、建物、現金、預金、設備、備品、資材、商品等)と すべての負債(借入金等)を記載したリストです。 特に貸借対照表のかたちのものは、毎会計年度ごとに必要となりますし、破産、清算の際には、財産目録が必要となります。