褒章の章状 菊の紋です 

国家が発行する賞状です。
皇居において天皇陛下が自ら手渡されるあの厳粛な叙勲です。
勲章は国家に功績ある者に対して与えられるます。
叙勲の対象となる人達とは
生涯をささげてある活動や研究に専念し著しい功績をあげるなど長い間にわたる努力が国家レベルで評価をされた人々与えられます。
したがって高齢者が多いのも特徴で、時には故人に賜られる場合もあります。
褒章は栄典制度の一つで,社会や公共のため尽くした人々に与えられる栄典です。

叙勲とは
古代日本の律令制度下では、勲功をあげた武人に対して勲一等から勲十二等までの勲位を授けることを意味した。
明治以降は、国が個人の勲功を賞して勲等に叙し、勲記(証書)、勲章を授けることをさすようになった。
近代日本の叙勲は1875年(明治8)に制定された勲等賞牌(しょうはい)の制度(太政官布告第54号)に始まり、第二次世界大戦後の
1946年(昭和21)に生存者に対する叙勲は停止されたが、1964年に再開された。
その後、2002年(平成14)8月の閣議決定「栄典制度の改革について」で、等級の簡素化とともに各勲章についていた勲一等などの
数字は廃止された。
それにより、勲等に叙すことを意味した従来の叙勲の性格は、勲章の授章にシフトすることになった。
叙勲には、毎年2回(春は4月29日、秋は11月3日)の春秋叙勲と危険業務従事者叙勲のほか、高齢者叙勲、死亡叙勲、外国人叙勲がある。
勲章の授与・伝達のうち、大勲位と各章の大綬章は宮中で授与式が行われ、天皇が親授することになっている(親授式)。
そのほかは等級に応じて宮中で内閣総理大臣が伝達したり、所管大臣が伝達したりすることになっている(伝達式)。

叙勲の種類
大勲位菊花章 (だいくんいきっかしょう)

大勲位菊花章頸飾 (だいくんいきっかしょうけいしょく)

大勲位菊花大綬章(だいくんいきっかだいじゅしょう)

桐花大綬章( とうかだいじゅしょう)

旭日章( きょくじつしょう)

旭日大綬章(きょくじつだいじゅしょう)
旭日重光章(きょくじつじゅうこうしょう)
旭日中綬章(きょくじつちゅうじゅしょう)
旭日小綬章(きょくじつしょうじゅしょう)
旭日双光章(きょくじつそうこうしょう)
旭日単光章(きょくじつたんこうしょう)

瑞宝章 (ずいほうしょう)

瑞宝大綬章(ずいほうだいじゅしょう)
瑞宝重光章(ずいほうじゅうこうしょう)
瑞宝中綬章(ずいほうちゅうじゅしょう)
瑞宝小綬章(ずいほうしょうじゅしょう)
瑞宝双光章(ずいほうそうこうしょう)
瑞宝単光章(ずいほうたんこうしょう)

文化勲章(ぶんかくんしょう)

※上記のほかに、外国人に対する儀礼叙勲等特別な場合に、女性のみに授与される勲章として、宝冠章があります。

褒章と叙勲の違いを教えてください
褒章とは、社会や公共の福祉、文化などに貢献した者を顕彰する日本の栄典の一つです。
貢献分野により、紅綬褒章、緑綬褒章、黄綬褒章、紫綬褒章、藍綬褒章、紺綬褒章の6種類があります。
叙勲勲章を受けることです。
勲章は主に国家またはその元首が個人に対し、その功績や業績を表彰するために与える栄典の一種です。
日本で勲章は、天皇の名で授与され、現在22種類の勲章があります。
菊花章、桐花章、旭日章、瑞宝章、宝冠章および文化勲章などがあります。